ディーゼル規制                                              

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我家のJB-490はディーゼル車
JB生活のタイトルの由来にもなっている我家の愛車JB-490はディーゼルエンジンを搭載しているディーゼル車です。
ディーゼル車にしたのは、単純な理由でベース車のタウンエーストラックで4WD+ATの組み合わせではディーゼルエンジン仕様しかなかったからです。 ややオーバースペックだったかも知れませんが、冬、スキーや温泉などで山間部にいく時や、砂地や悪路に入る時の安心感と走破性はさすがに四駆と感じさせるものがあります。
ディーゼル規制は2つある
現在のデーィゼル規制は、東京都などの自治体がおこなう八都県市条例による規制と、環境省が法律に基づいておこなう自動車NOx・PM法による規制があります。 規制値をクリアしていない場合、両方とも罰金などの重い罰則規定がありますが、大まかにいうと前者が地域内の走行禁止を後者が車検の不継続などを基本にしています。
要するに
・自治体規制は、対応する装置を付けることで域内の走行が可能。← 使用過程車でも継続可(古い形式は対応外)
・国の規制は、車検継続不可(暫定措置で登録10年までは免除)。← 使用過程車継続不可(車種限定で対応可にする装置有) 
国の自動車NOx・PM法は、乗用車を含むすべてのディーセル車が対象で八都県市条例はディーゼル乗用車は除外されている。
JB-490は、ディーゼル規制発表の数年前の車両であり規制値をクリアしていない。
また規制値をクリアできる機器もとうとう発売されなかった。
JB-490のおかれた状況は
我家のJB-490は、2000年7月が新規登録で形式は「KJ」。
まず八都県市条例に関しては、2003年10月の規制値はクリアしているが,、条例では2005年4月以降に規制値を強化する方針が打ち出されているので、それ以降はDPF等の取り付けが必要になると思われる。 ただし新車登録から7年間は執行猶予期間があるので、装着を免除されるが2007年7月までには取り付けなくてはならない。 国の自動車NOx・PM法については、このまま対策装置の開発が出来なければ、10年目(正確には9年11ヶ月目)の車検が最後になり、それ以降は指定地域外での車検しか取れない。
 ← これは誤認識だった。10年目車検の前までの車検で、1ヶ月前倒取得が絶対条件だった。うっすらと8年目の車検で前倒ししなかった時にヤバイという認識はあったがうら覚えだった。ディーセル規制で苦労した先人の知恵を活かせずに残念。変な抜け道で知る人ぞ知るでは本当におかしい。
よって我家のJB-490は購入後、9年11ヶ月でお別れとなった。
(1ヶ月短縮は乗換のため)
対応する機器は
使用過程車で八都県市条例をクリアする機器は各メーカーから発売されているが、2005年4月以降のの新長期規制をクリアしているかどうかは不明です。 また現状では使用過程車で自動車NOx・PM法をクリアする機器はありません。 どちらの機器もベンチャー企業が創意工夫して開発している例が多iい。 本来は資金力のある自動車メーカーが自己の責任において、研究開発し供給していくべきものでしょう。      
いつも負担は国民へ
今回のディーゼル規制のことの発端は、東京都の石原都知事のディーゼル車排出ガス規制でしょう。 大量のディーゼル車が流入してくる東京都としては、やむを得ない措置だったのでしょう。(選挙公約でもあったし) しかし自治体に先を越されたお役人(霞ヶ関)がもっと厳しい法律を施行してメンツを保とうとしたのが、問題を大きくしました。 八都県市条例ではDPF装置を装着すれば、継続して走行できますが国の自動車NOx・PM法では、車検継続ができずに廃車になってしまいます。 お役人がもっとポリシーを持って積極的に環境問題を推進しメーカー指導し、低硫黄軽油などの前提環境を先行して整え、早い時期から販売規制などの措置をとっていれば、世界トップレベルの自動車立国の日本ではとっくに超低排出ガスのディーゼルエンジンぐらい誕生していたでしょう。 まったく個人の所有財産を勝手に期間制限して、環境問題などを盾に自己主張するお役人にはうんざり。
2003年10月4日
とうとう手放すことに
車検継続不可だと気づいたのは、10年目車検前にあと2年乗ると気合を入れてバンテック川越でサブバッテリーを交換しようとした時だった。小坂さんが"あれこの車 車検継続できないんじゃないの”の一言から。地元の修理工場では出来るとの事だったので、再度確認を依頼した。小坂さんが正しいと思いながら微かな望みをもったが結局ダメだった。
さあて困った買換えが急遽2年早まった。
バンテックのHPで最廉価モデルをみても、とても現金では買えるものではない。かといってローンレンジャーなので追加のローンは組みたくないという事情もある。
中古乗用車に乗ることも視野に入れて検討したが、10年近くキャンピングカーを使っていると、もはや無しでは過ごしたくない気分。ミントと話合いを続けて、やっと出費○○○以下という条件で、中古キャンピングカーへの道が開けた。よかった!!
2010年5月29日にキャンピングカーの入替えが終了した。
今度は、カムロードガソリンがベース車だ!!
詳細は追ってUPします。
 
引渡し時のJB-490

2010年6月19日


参考資料
環境省 自動車NOx・PM法の車種規制の概要について
http://www.env.go.jp/air/car/pamph/index.html
□東京都 自動車公害対策
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/jidousya/jidousyahyoushi/homepage2.htm
□東京都 ディーゼル社規制検索システム
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/diesel_search/contents/search/index.html



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