購入まで

キャンピングカー ”それは夢の話”
キャンピングカーというと「ピンキーとキラーズ」のTVドラマに出てくるあの車(古い !!)とお金持ちが乗る外国製の巨大なものぐらいしか知りませんでした。 キャンピングカーを意識したのは、たまたま書店で見つけた「ドマーニ」の創刊号を見つけてからです。
それから「AutoCamper」になっても時々買っては見てましたが、価格面を考えると、とてもおいそれと買える物ではないと思ってました。
それと、買う予定もないのに、トイレの後処理は ”絶対やりたくない”と思ってました。
気に入っていたキャンカーは、「ロデオ」「ヨーロピアン」「マンボウ」などで、現実的に乗れると思える大きさに惹かれてました。
当時は第一次アウトドアブームともいうべき時期でブームに弱い、私めもセッセと乗用車にテントやキャンプ道具を詰め込み出かけてました。

それはそれで、楽しいもので男衆だけの気楽な野外宴会をたびたびしてました。


憧れの「ロデオ」

まだまだ現役


「ヨーロピアン」

シリーズ継続中


「マンボウ」

復活しました



キャンピングカー ”そろそろ考えようか”
ロックが我家に来てから、状況が一変した。
犬連れで泊まれる宿が極端に少なく、また場所によってはキャンプ場でも犬禁止のところがあるではないか !!
それと長年乗ってきた愛車のオペル君が10年を越えて、そろそろ買換えてもいい時期になってきていた。
オペル君は初めて新車で買った車なので愛着はあったが、前年エアコンが壊れてしまっていて修理もしてなかったのも手放す契機になっていた。(交換部品がなく次シーズンに直すことになっていた)
それから、せっせと「AutoCamper」を読み続けて情報収集、Internetでも先人のHPなどを見ながら色々なノウハウを吸収していった。
ミント(財務省)対策としては、さりげなく「AutoCamper」をリビングに置いておいたり、キャンピングカーのある生活(想像)を語ったりして苦節6ヶ月で導入の方向に向かった。
ミントも乗用車でのキャンプやペットと泊まれる宿探しの苦労を経験しているので、比較的短期間で説得に成功した。


ここ狭いよ

エアコン壊れてて暑いよ〜

ペットと泊まれる宿



キャンピングカー ”どれにしようか”
それからキャンピングカー選びが始まった。 
なかなか現物を見る機会がなかったので雑誌で情報収集を始めて、我家なりの条件を出していった。
冬はスキーをするので、FFヒータと
トイレは必須というところから検討が始まったが、トイレルームを確保する条件だと「バンコン」は候補から落ちていった。(2000年3月時点では無かった)
トイレが必須なのは、さッちゃんが雪見酒をしながらゆっくりと車内で過ごす”祝福の時”を夢見ていたからで、当時はまだ道の駅の存在も知らなかったし、キャンカーでトイレがあればどこでも自由に泊まれると考えていたからだ。
キャブコンの中から車種を絞り込んでいったが、最初にキャンピングカー中古車専門店にいってびっくりした。
ほとんど雑誌やHPなどで情報を得ていたキャンピングカーであったが、その実物の大きさや車高の高さに圧倒され、運転席に乗り込んでからは視線の高さや車幅感覚の違いで、”チョット待った” とてもこれでは運転できないゾという感覚があった。
(たしか東和モータスの浦和店でのバンビ(カムロードクラスのキャブコン)だったと思う。)
たまたま住んでいるのが埼玉県でキャンピングビルダーが複数あったので、今度はそこを回ってみる事とした。
最初に行ったのはRV○ッ○フット、ここは車で直ぐいける場所にあったが、なんかもろ工場だったし、休日にいったので人もいなかった。
(後で知ったが春日部にりっぱなショールームがある)
次に行ったのが○キソーボディ、元GSのスペースに数台きれいに並べてあり、その中の1台が大きさデザインともに目を引いた。
それは、CATでトヨタのタウンエースノアの1BOXをベースにボディカットしてキャンピングシェルを架装していた。ボンネットがあり安心感があることとエンジンはガソリンDOHCで130馬力あり、乗用車からの乗換えでも違和感が少ないと思った。
○toZにも寄ったがフェア開催中だったのか混んでいてあまりよく見ていない。頭の中からCATの事が離れない.......インパクトがあった。
最後に行ったビルダーはバンテック。( TakeNさんのHPを通してJB-470に好印象、大きさもGoodという感触を持っていた )
ちょうどJB-490がデビューしたばかりで、最初のお披露目は厚木店だったので、そこまでドライブがてらに見に行った。
まず、JB-490にはキャンピングカーらしさがあり、収納場所がたくさんあることでミントも喜んでいた。
CATの動力性能に未練はあったものの、JB並に装備を揃えると同等以上になってしまう価格面と、ノアベースなので重量面でどこまで装備を増やせるかという問題もあり、JB-490に一本化した。
そこには、「2X5mに余裕で収まるコンパクトボディであるにもかかわらず、この高級感を持たせるというバンテックの底力を目のあたりにするのがJB−490.持つ喜びを得られる数少ないモデルだ (AutoCamper 2001年10月特大号別冊)」を実感できるものがあった。
( ミントがインテリア面などを気に入ったのが一番大きいが!? )

外部収納口がない量産試作車?

収納が多くて満足

どれどれ



キャンピングカー ”オプション装備は”
実際の購入は、”バンテック アデオパーク”で、再度JB-490を見に行ってはいろいろ小坂さん(アデオパーク 所長)と相談した。
スキーや温泉 そしてキャンプなどで1年中使う予定の我家のオプション仕様は以下のとうりとなった。

ベース車両関連
仕 様 理 由
 4WDのAT  冬はスキーが定番の我家にとって4駆は必須。
  あと、スタットレスにしてチェーン交換から開放されたかった。

 長距離も多いだろうしAT以外考えられない。
 エアバック   ボンネットが気持ちしかないので、運転席・助手席に安心感を。
  ABS  前車のオペル君が装備していて、安全面で効果があったから

ビルダー関連
仕 様 理 由
 トイレの窓   トイレは閉めると昼間でも真暗なので明り窓として。
  場所がら換気は大切。
  (予算の関係とマルチルーム活用を考えてトイレはポータブル)
 リヤラダー   屋根掃除(洗車)の際とルーフトランクへのアクセス手段。
  雰囲気がありそれらしく見える。
 サイドオーニング  キャンプ場での設営の簡素化(タープ張りの省略)
 カラードバンパー   トラック然としたフロントマスクを変えたかった。
  (シェルとの一体感が出て想像以上の効果あり)

もともとフル装備のキャンピングカーなので、あまりオプションは必要なかったのかもしれないが、耳学問で仕入れた知識を総動員してオプションを選択していった。 あと、意識的に大きかったのは一生一度の大きな買物という思いがあったのかも。
ナビやテレビデオなどは、徐々に揃えていくことと後付で困らないということで当初は無かった。(これ以上予算がなかった...........。)

その後、乗ってみて分かる必須オプションがある事をこの時はまだ知らなかった。

2000年4月 契約 待つこと3ヶ月............ 少しまえまでは購入するとは思ってもいなかったキャンピングカーが納車された。
納期がかかったのは新型車ということもあるが、大部分はベース車両にあったという。
このベース車両にエアバックとABSを装備するのは、少ないのかもしれない。


バンテックアデオパーク 小坂さん(左)と

引渡し当日のべクトラ君 ”ご苦労様でした”


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