北海道ツアー(東北横断往路) 2000年8月1日〜2000年8月16日  総走行距離  約 3,200km 
その2 8月6日〜8月12日
8月6日(日)
いくらマイペースとはいえ、6日目で道央とはペースが遅すぎるのではと思い、ペースを速める提案をミントにするが、これ以上走り続けて観光もろくにしないのは嫌だとおかんむりのご様子。 ロックもいるので無理は出来ないが。
20年前の北海道ソロツーリングを思い出すさっちゃん ”あの頃は徹夜で東北道を北上し、3泊目は余裕で宗谷岬だったのに” でも今はJBに荷物を満載しゆっくいり走行だし、ロックのお散歩休憩もあるし、ミントの観光もあるし、人間年季が入ってくると荷物も増えてきて自由が効かなくなるなと思う さっちゃんでした。
北海道は海のものということで、積丹半島先端の小さな漁港の近くに「元祖 生うに丼」の店を見つけて入る。
お昼のピークは過ぎていたが、それでも店内は満席で繁盛している様子、日曜日のせいか座敷で酔い酔いになっている地元のお父さんなどもいて、ついついビールでもといきたいとこだが、そこはじっと我慢であった。
その後、積丹岬で見学をする、歩行者用の小さなトンネルを抜けると、きれいな岬が広がっており、遠くをフェリーが小樽方面に向って巡航していた。 ロックがやたら草むらに入りたがるので少し入れてあげたが、よく見るとそこには「マムシ注意」のたて看板がり、ビヘ大嫌いのさっちゃんは一目散にその場を後にした。
積丹岬から国道229号線にでる道で、キタキツネが道路を横断してきた。 1頭しかいなかったが野性味があった。

小樽市内に入るとまたしても雨が振ってきたが、旧日本郵船小樽支店を見学し、小樽交通博物館(さっちゃんのみ)を見学し、停泊地を探す、函館の経験上観光スポットの近くがいいと思い、ナビで見つけた小樽運河近くの港にある市営駐車場へいく。
問題なさそうなので、次は温泉を探しに行く、山間に大きな施設があったが満員で料金も\1500と高いので、市内に入るとき目に入っていた小樽温泉オスパに入る。 外観は1階がカラオケであまりきれいに見えなかったが、温泉施設はきれいで安心した。 窓側が海に面していることもあり、塩分の強い温泉だった。 ショッパイ。

市営駐車場に入り、ロックのお散歩を済ませ夜の小樽運河倉庫街にくりだす。 
小樽倉庫No.1ビールで小樽ビールを頂く、色々な種類を飲むがどれも美味い美味い、つまみもおしゃれで食も進む。
毎定時にはジャズの生演奏もあり、雰囲気をいっそう盛り上げてくれる。
たらふく飲んで食べて、倉庫街の雑貨店などを覗きながらロックの待つJBへと戻る。
道路を隔てた、目の前に大型船が停泊しており、夜ライトがつくとなぜか不気味な感じ。
飲み足りないさっちゃんは不気味な船を見ながら、ビールを飲み続けるのであった。


本日の走行距離 不明



8月7日(月)
港の朝は早い、ミントは4:30に起きて軽くロックとお散歩済みの様である。
夜中にキャンカーがかなり入ってきて5〜6台は泊まっているが、皆朝早く起きて出発の準備をしている。
我家も珍しく7:00前には出発して、ナビで見つけた丘の上の長橋なえば公園に移動する。
(どうやら朝早く出るとその日の駐車料金がうくラシイ)
公園であらためてロックの散歩をしてゆっくり朝食を取り、今後の日程を協議する。
当初、最北端の宗谷岬を目指す予定のさっちゃんだったが、あまりのスローペースに断念した。
キャンプ場ガイドで探しペットOKで設備の良さそうな「きのこの里 あいべつオートキャンプ場」を探し、ぎりぎり最後の枠で予約が取れたので、マイカル小樽で食料とお酒の買出しいく事とした。
ここで本日2度目のロックの逃亡があり捕まえるのに一苦労した。
マイカル小樽は、遊戯施設(木製のコースターに乗った)や石原プロ(高いのでパス)などのいろいろなアトラクションがあり楽しめたが、時間の関係であまりゆっくりはしてられなかった。

小樽から高速で旭川までいき、そこから国道39で愛別まで向う。
きのこの里 あいべつオートキャンプ場は設備も整っており、ソフトクリームや生ビールなどがとても美味しかったが、夜に虫が大量に集まってきて大変だった。 すこし我慢して外にいたが、2人とも耐え切れなくなってJBの中に退散した。
洗濯したり充電したりで、キャンプ場の施設はフルに活用させてもらった。

本日の走行距離 不明



8月8日(火)
あいべつオートキャンプ場を12:00出発し国道39号線を上川町へ向う、目的はガイドで調べておいたアイスパビリオン。
防寒着に着替えて中に入ると氷氷氷の世界で-20度の世界を体験できるが、圧巻は-41度のコーナーでさすがにここには長く入っていることは出来なかった。とても面白いところだったが、冬に来たらつまらないだろうナと思った。(入場料 大人1000円)
ミントとのお約束でここから国道39号線を戻り北上はあきらめて南下し、旭川経由で国道237号線をとうり富良野へ向う。
旭川付近で熊ッ子ラーメン本店で味噌チャーシューを食べ、”とてもおいしかった”で満足。
富良野へ入りパッチワークの丘を見学してから、銭湯を探すとフラメイ温泉なるものを見つけ入浴する。 その後、P泊地を探しに町内を巡回するが地の利がなく良く分からない、町営日の出公園の駐車場を見つけたがスペースが小さくて先客もいたので遠慮する。
そのうちに日が落ちてきて探索を断念。国道237号線沿いの駐車スペースに泊まることとした。
夕食後にこれではいけないと急遽作戦会議、北海道上陸後に買ったキャンプ場ガイドで明日の宿泊予定地を探す。 南下する方面に数件候補があったが、意外と犬(ペット)禁止のところが多く、ペットOKの「さらべつカントリーパークキャンプ場」を探し予約を入れた。
(P泊地は、R237のおしゃれなホテルの庭の前で富良野観音像が近くに見えるところだった ミントの日記より)



本日の走行距離 不明



8月9日(水)
朝起きるとす2台の大型トラックが同じスペースでP泊していた。
朝食を軽く済まして、ガイドで見つけた日本一の規模というトリックアート美術館へ行く。 日本一という言葉に過大な期待を持ちすぎたせいか、いまいちの感想だった。(トリックアート好きにはたまらないのかも?)
寄らないわけにはいかない「ファーム富田」へ行く、時期的に見られるはずのトラディショナルラベンダー畑が数年に一度の植え替え時期で見られなかったのはちょっと残念だったが、ミントはせっせとラベンダー関連の小物や香水を買ってご満悦の様子。
さッちゃんはラベンダー入りのソフトクリームを、ロックと分けながら食べていた。
国道237号/38号を経由して帯広市内へ入り、マリアン(ミントのお友達)から依頼を受けているバターサンドを入手するために六花亭本店をめざす。 宅配便でマリアンに送り、我家もおやつ用にと少し入手してたべてみるが、これが”たまらないおいしさ”で移動しながら3人でみな食べてしまった。
国道236号で「さらべつカントリーパークキャンプ場」へ向い途中食料とお酒の買出しでスーパーに寄るが、ナビのおかげで知らない道も安心して走行できる。 さろべつカントリーパークには17:30に濃霧のなか入場する。
電源が確保されたので電気をふんだんに使えて喜んでいたが、小雨状態は夜まで続き、外での夕食は早めに切り上げ寒いのでJBの中に退散する。 なんとこの夜は寒さのあまり、8月なのにFFヒータを稼動する。(購入時の試験以来 実践での初利用)

本日の走行距離 不明



8月10日(木)
朝から快晴で昨夜の濃霧と寒さがうそのよう。
ゆっくり北海道らしさも味わっていないということで急遽予定を変更してもう一泊することにした。
ミントもさっちゃんもロックも大満足、ロックはこの日に3回も脱走し、1回は大きなキャンプ場の外に行ってしまい大変だった。
たまっていた洗濯物を洗いキャンプサイトで干しながら、少し伸びてきた髪の毛をミントにカットしてもらった。
キャンプ場でゆっくり髪の毛を切ってもらうというのは、なかなかおつなものである。

ここはキャンプサイトが芝生で広く、そのうえサッカー場とミニゴルフ場も併設してあって、それがつながっているので広い広い。

その後、フロントにおいてあった案内をもとに地元の牧場に牛肉を買いにいき、帰りに福祉の里温泉でゆっくりしてから戻る。
夕方からバーベキューを楽しみ、たっぷりお酒を飲み、11:00すぎにお休み。
今日はいちばんのんびりしていて楽しかった。

本日の走行距離 不明



8月11日(金)
このキャンプ場に大満足の3人でしたが、さすがに今日からは混むらしく再延長は不可でした。
ロックの散歩を済まし、襟裳岬へ向けて出発するが出発の頃にはまたしても雨。
途中、雨の中でヒッチハイクしている青年を乗せる。 キャンカーは始めてらしくやたら物珍しがっていた。

襟裳岬に到着するが風がものすごく強い。 駐車してあるJBも風で揺れている。

昼食を取り、札幌目指して出発。
途中、国道235号線沿いの静内温泉に入り、軽く周辺をロックと散歩する。

一部無料開放の高速道路に乗り、道央自動車道で札幌へ入る。 日が暮れてしまっているが、繁華街でのP泊を狙って中心部を探すがなかなか無い。 あっても1晩泊める5000〜6000円などという値段を吹っかけられてくる。 ナビ(GPSのみ)もビル街に入ると動かなくなり、とんだことになってしまった。
最終的に円山公園へいくが、Pスペースがなく、あっても真暗で不気味なのでやめて、結局近くの24時間のファミレス(札幌○イヤルホスト)の駐車場にP泊する事とした。 もちろんそこで夕食と飲食を楽しんだ。
2人も札幌でカニの食べ放題を狙っていたので少々不満が残る。
市内なのでTVの映りが良い、12:00近くまでTVを見て就寝。

本日の走行距離 不明


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