トラベルレポート
2006 夏 東北キャラバン 2006年8月5日(土)2006年8月11日(金)  前編  後編 

                                     


 8月8日(火)

道の駅でのんびり
お世話になった雄乃湯を早朝に出発し、近くの道の駅十三湖高原に移動。(津軽半島北部は道の駅が豊富ダ!!)
清潔な普通の道の駅だが、我家的に良かったのは一段下がった所のスペースを使わさせてもらったことにある。洗濯物を乾かしたり、掃除をしたり、発電をしたりと気兼ねなく過ごせた。
どうやら牛の放牧時(観光目的?)に使う感じだが、暫く使われている様子はなく、また田舎の香水の匂いも皆無なので問題はなかった。名物のしじみラーメンなどを食べたかったが、10:00開店までは待ちきれず、自炊で朝食をとり、次の目的地へ向かうことに。R339を南下し、途中太宰治記念館の斜陽館に立ち寄る。明治時代に立てられた豪邸は総ヒバ造りで、生家が大地主であった事を感じさせる。戦後手放され旅館になっていたらしいが、現在は公営の記念館になっている。その後、R339/R101経由で東北道に向かう。浪岡IC手前から暫く専用道路の無料区間があった。東北や北海道はこのような無料区間が多い、なんか得した気分。
道の駅 十三湖高原 放牧施設かナ?
のんびり過ごせた!! 晴天が続く

斜陽館(青森県五所川原市) 館内 太宰治が好んだマントを着る

酸ヶ湯温泉
東北道 浪岡から黒石まで1区間走行する。東北は広いので時間短縮には高速なのだ。R102/R394/R103で酸ヶ湯へ向かう、途中ほとんど車もなく、ノロノロ坂道も気にせずにのんびり走行。
2000年夏以来の酸ヶ湯温泉。
6年前となにも変わることなく、千人風呂での温泉を楽しめた。今回は完全な立ち寄り湯だったため、ミントは男女別の内風呂での入浴になった。
(前回は1泊したため、ミントも8:00〜9:00/18:00〜17:00の女性専用タイムで千人風呂を楽しめたのだが。)
6年前に張ってあったJRの千人風呂のポスターもそのまんまで、なんか落ち着く感じ。

    
         千人風呂入口
正面駐車場に停車 酸ヶ湯温泉 別館
大浴場付近からフロント なつかしのポスターは健在

道の駅 奥入瀬
今日の停泊予定地の道の駅奥入瀬には、18:00前に到着。ちょうど奥入瀬ろまんパークが併設してあり、そこでの飲食が楽しみである。最初に地ビールレストランに入ったが、団体客で騒がしかったので隣のステーキレストラン味蕾館に移動。同じ地ビールが用意されており、なにしろ地元の十和田湖和牛が食べれるので最高。地ビールはピルスナーやダークラガーなど8種類とりんごとそばの変り種ビールもあり、余すことなくぜんぶ堪能した。十和田湖和牛はさすがに絶品で、ミントのトロステーキ、さっちゃんのサーロイン共にお代わりしたくなる美味しさ。静かな店内で楽しい時間を満喫できた。(お財布に激痛が走った!!)
奥入瀬ろまんパークは、よく整備された広い芝生があり綺麗であるが、至る所にペット(犬)立ち入り禁止の看板がある。ロックは大の芝生好きだが、今回はパスさせてパーク外の道路を散歩することにした。飼い主はマナーを守って、これ以上規制区域を増やさないようにしないと..........。
奥入瀬ろまんパーク 大きなな芝生スペースが
今回初の地ビ−ル 今日も飲むぞ〜

さっちゃんは十和田湖和牛サーロイン ミントは十和田湖和牛のトロステーキ 食べた食べた フォー


本日の走行距離 137Km



 8月9日(水)

おいらせ渓流観光センター 石ヶ戸付近 ここで感激していたが

奥入瀬
今回の目的のひとつに奥入瀬巡りがあった。かなり奥地にあるが並行して国道が走っているとは思わなかった。ポイントで車を停め見学したかったが、なかなかスペースがなく、最初に石ヶ戸休憩所に停め見学した。最初に見ていたところを阿修羅の流れと思っていたが、どうも迫力がない。JBに戻り急遽買っておいた地図で作戦会議。阿修羅の流れはかなり先なので、車で移動することにした。あった有名な阿修羅の流れ!!!。本当に絵になる場所で迫力もある。その後、銚子の滝を見て十和田湖へ向かう。奥入瀬滞在時間は約3時間。ゆっくり見て回るには、やはり最低半日は必要。各流れなどには看板がないので、観光センターなどのガイドブックを持参して行ったほうがいいと思う。また時間的な余裕があれば1日かけて歩くかレンタサイクルがお薦めです。
十和田湖
さっちゃんにとって、かの昔のツーリング以来の訪問ダ。ミントはJBでお休みなのでロックと二人で行った。特にあてもなく取りあえず乙女の像を見学に。物凄い炎天下の中ロックも辛そうなので、帰りは神社の森の中を通って戻った。
JBで作戦会議 だんだん迫力が
阿修羅の流れ ロックと銚子の滝を望む

奥入瀬スライドショー

十和田湖 乙女の像 湯ったり館(岩手県宮古市)

宮古へ
朝の出発も遅く奥入瀬でも時間を使い、予定の宮古まで行けるかどうかでミントと揉めたが、東北道 十和田ICから盛岡ICまで強行突破。盛岡市内での渋滞でヤキモキしたが、2001年に入った湯ったり館に18:00過ぎに到着。ゆっくり汗を流すことができ、平和な状態になる。ここから停泊予定地の道の駅みやこまでは30分ほどダ。
目指すは魚正

2001年東北キャラバンで偶然に訪れて大感激の魚正に再び訪問。ご主人の人柄と味に惚れこんでいる。我家的には魚正目指しての東北キャラバンでもいいと思っているほど惚れこんでいるお店ダ。もちろん今回も新鮮で美味しい魚を堪能することが出来た。出された魚に対する説明も健在だし、なにしろ美味しい。前回は近くの銀行の駐車場に停めさせてもらっていたが、今回は徒歩5分程の所に道の駅 みやこがあるので申し分なしの環境になった。しかし旨い。普通のまぐろの握りなどは、関東圏ではトロに匹敵する感じで、おつまみの刺身もすべて絶品ダ。まさに後髪を引かれる思いで店を出た。また行くぞ〜!!。


魚正(岩手県宮古市) おまかせのおつまみ
感無量 美味しさに舌鼓


本日の走行距離 274Km



8月10日(木)

道の駅 みやこ
日が落ちてからの到着なので、道の駅の状況把握は翌朝になった。ちょうど関東に台風が接近している日だったので、こちらも雲が多いが雨は降っていない。ロックとの散歩はミントが早朝に済ましていた。JB470でペットと旅をしているおじさんとミントが暫く話していた。北海道を回り、これから北陸方面に行くという。羨ましい。さっちゃんは魚正とJBでの深酒でお寝坊さんダ。それでも目覚めが海だと気分がいい。遅ればせながら2回目のロック散歩を港内でおこなう。ここはほとんど港の中なのだ。ミントが道の駅の朝定食を見つけてきた。レストラン汐菜の朝定食は、\500-でボリューム満点で8:00から食べられる。
浄土ヶ浜
前回、日没後に見た浄土ヶ浜は怖かったが、昼間はきれいな感じだ。なんとメインの浜は海水浴場になっていた。ワンは入浜禁止ということでロックの水遊びはお預けに。雲がとれて日差しが強くなってきた。暑い暑い!!。
釜石へ
11:00過ぎからR45で南下開始。
遅めの昼食を釜石駅のショッピングセンターでとる事に。TVで紹介されたという”まんぷく食堂”は行列。新鮮な海の幸は魅力だったが、魚正で満喫していたので、隣の”和の膳みやかわ”でとる事にした。どちらも美味しかった。
今日の停泊地は気仙沼
ミントが宮古で仕入れた情報によると、気仙沼は寿司屋が多く、とても美味しいとの事だったので気仙沼に。R45で南下中に何件か、日帰り湯を通り過ぎているうちに気仙沼に到着。市内を散策しながら魚市場隣の海鮮市場海の市を停泊場とするが、お風呂が見当たらないので、暫しJBで駅を含めて市内を周るが見当たらず、交番で聞くと隣が銭湯だった。気仙沼湯で汗を流し、海の市に戻る。確認しておいた2Fの飲食店に向かう。ふかひれや と 北かつまぐろ屋どちらにするか迷ったが、閉店時間(21:00)の遅い北かつまぐろ屋に決定。しばし道中の話で盛り上がりながら閉店前まで過ごす。

いよいよ明日はキャラバン最終日だ。
道の駅 みやこ 朝定食は美味しい
昼間は怖くない浄土ヶ浜 入浜禁止でしょげるロック
JR釜石駅 まんぷく食堂はパス(釜石)
ミントは定食 さッちゃんは天婦羅御膳

気仙沼魚市場 落ち着いた感じ 漁船模型の前で

本日の走行距離 150Km


8月11日(金)

大谷海岸
気仙沼を早朝出発した。
停泊地は気仙沼市場と隣接しており、早朝から騒がしく、また魚の強い匂いが。ということで一番近い道の駅大谷海岸へ移動。
”日本一海水浴場に近い駅”がキャッチフレーズのJR駅に併設されている。海岸でロックの散歩をするが、海岸にはまだ誰もいない。台風の影響か波が少したかい感じ。前回楽しんだ道の駅にある居酒屋串蔵は、食事処に変わっていた。
小さな駅ビル(はまなすステーション)には、大谷海岸で捕獲されたマンボウが水槽中に飼われている。


     
       はまなすステーション(JRの駅)入口
      
道の駅 大谷海岸 居酒屋から食事処へ変身!?
ロックも久々の大谷海岸 ローカル駅って感じ

神割崎
R45で南下中に適当に岬方面に出たが食事を出来そうなところはなく、R398に曲がりそこからまた岬に向かうと、神割崎キャンプ場に出た。ここでブランチをとる事に。ミントの牡蠣づくし定食は大当たりで美味しかったとの事。近くの神割崎を見学したが、ロックが海に入りたがっている。岩場で滑るので、砂場を探すことに。
白浜海水浴場

いつも最後になるがロックの海水浴場探しをする。ナビを頼りに国道を外れ海岸線に出ること数回で、やっと砂浜の海水浴場を見つけた。ロックは波と遊びながら大はしゃぎダ。昔ほど熱中はしないようだが、やはり楽しそう。シャワーで海水と砂を取るのが一苦労だ。
上品の郷で一休みして帰途へ
1泊目の上品の郷に戻り小休憩。
温泉があり食事や買い物など出来て、新しいので、平日でもほぼ満車状態ダ。
ここからは、すぐ先に三陸縦貫自動車道のICがあり、そこから三陸自動車道/仙台東部道路/仙台南部道路経由で東北道仙台南ICに乗り入れることが出来る。往路ではナビが古く、このルートを知らなかったので、復路でのリベンジとなった。(事前調査不足!?)。渋滞もなく東北道に出られ、東北道も若干の事故渋滞以外は、スムーズだった。佐野SAでの給油行列には閉口したが、後で分かったが、燃料価格が市中より安いのも原因だったようだ。(高速道路の給油所は市中の前月実績価格をベースに価格設定しており、昨今の急速な値上がりで相対的に安くなっていたようだ)。

無事に20:00過ぎに自宅に帰還。

道中にいろいろな方に親切にしてもらい、無事にキャラバンを完結したことに感謝。


ミントは牡蠣づくし定食 さっちゃんは海鮮ラーメン
記念撮影 ロック暴れる 南三陸 神割崎
ミントと海水浴 「ワーイ楽しいよ〜」
シャワーを浴びてさっぱり また戻ってきた上品の郷

物産館(上品の郷) 東北道をひたすら南下 ぺットのゴミ入れ(東北道 佐野SA)

本日の走行距離 461Km


トラベルデータ
総走行距離 2,022Km 一般道 868Km 高速道路 1,154Km
総合燃費 .未計測 発電用カソリン 2.5L FFヒータ  0H
備 考 高速区間燃費は、岩槻IC - 三国SA 7.3Km/L 石巻河南IC - 佐野SA 7.7Km/L だった。
走行していても上りのほうが、若干登り坂が少なく燃費に影響しているのか?。
発電は9H程度。(4Hは寝てしまって途中で止めた。余分だった!?)
日中の走行が多く夜の自炊も少なかったので、サブの上がりはなかったが無発電ではやはり乗り切れないかったと感じる。


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